日商簿記2級で大切な”発生主義”とは
こんにちは。
日商簿記2級アドバイザーの
○○です。
「発生主義ってなに?」
「現金主義と何が違うの?」
日商簿記2級を勉強すると
上記の疑問が出てくると
思います。
そこで、
「発生主義」について
詳しく説明していきます。
「発生主義」とは、
収益や費用を計上する際に
入出金ベースではなく、
発生ベースで計上することです。
・・・?
具体例を出します。
例えば、
1月にクレジットカードで
買い物をしました。
引き落としは2月です。
その際の仕訳は
このようになります。
<1月>
費用/買掛金
<2月>
買掛金/預金
2月でお金が動いているのに、
1月に費用を計上します。
これが、「発生主義」の考え方です!
ちなみに、
「発生主義」はすべての会社で
守らないといけないルールです。
※厳密には例外がありますが、
詳細は別のブログを参照ください
では、「発生主義」は
どうような場合に
計上するのでしょうか。
➀クレジットカード取引
➁請求書発行(売上)
➂総合振込(仕入)
④給料 など
主に上記4パターンで使います。
例)給料
1月1日~31日に働いた分は
2月末に社員に給料を払います。
その際、以下の仕訳になります。
<1月>
費用(給料)/未払金
<2月>
未払金/預金
※間違い(2月)
費用(給料)/預金
例を挙げたら
きりがありませんが、
会社の取引のほとんどが
「発生主義」と思ってください!
なので、
費用/預金(現金)
のような仕訳を計上したら、
常に疑問を持つようにしましょう!
最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
また次回のブログで
お会いしましょう!